大垣城(岐阜県)：コモ太郎お出かけ中：SSブログ

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大垣城(岐阜県)　[全国お城廻り] [編集]

こんにちは。昨日は野球の試合で3タコのコモ太郎一味です☆
コモ太郎『ふがいない成績だよね～。普段練習しないからだ。』
仕事もそうだけど、日ごろの鍛錬がここぞという時に試されますよね。精進また精進ですな。

さて。9月の連休旅日記で岐阜県は大垣にやってきたコモ太郎一味。
豪勢なモーニングを食した後は…

コモ太郎『大垣に来て大垣城をスルーするわけにはいかないだろ。』
というわけで、大垣城にやって来ました☆

コモ太郎『優美な天守閣だねぇ～。お城LOVE☆』　
　
大垣城は関ヶ原前に西軍の前線基地になったお城ですね。
コモ太郎『石田三成も入城したってね。この後、関ヶ原に軍を進めて合戦になるんだよね。』
戦後は東軍の手に落ちて譜代大名の石川康通が治め、1635年から明治に至るまで戸田氏の居城となりました。お城にはその戸田の最初の殿様、戸田氏鉄の銅像が建っています。

コモ太郎『いざ城内を攻略だ。』
コモ太郎さんよ、のぼり持ってきたのに何で甲冑を忘れたよ。麦わら帽子にアロハルックじゃいささか迫力に欠けるでしょうが…。

早朝のお城は人がほとんどいません。

大垣城は明治まで戸田氏に治められます。そしてお城ファンにとっては悪法(?)とも言える1873年の廃城令で廃城にはなりますが天守閣他一部建物は奇跡的に破却を免れます。
コモ太郎『だけど1945年の大垣空襲で焼失しちゃうんだよね～。』
なもんで、現在建っている天守閣は昭和34年に再建されたものですが、観光資源として建てられたので少し当時の天守と表情が違うもんで、去年、戦争で焼ける前に近い状態にモディファイされたんだそうな。
コモ太郎『お城に対する愛を感じるね～。』

門をくぐるとすぐ天守に到着ですが、江戸時代初期には2重、3重に堀を構える立派なお城だったようです。これは攻め落とすのは簡単ではなさそうですな。

コモ太郎『でも結局守るのは人だからねー。』
確かに。武田信玄の言にある“人は城、人は石垣、人は堀”という言葉がそれを物語っているよね。昔からわかっちゃいるけど、昔も今も同じサイクルを繰り返しているような気がしますね。
コモ太郎『こうした立派な建物からそのバックグランドをしっかり学ばなきゃね。』
ちなみに乾櫓も再建されていて、その白い城壁と屋根と石垣と織りなすコントラストが見事です。